中国の宦官ってどうやってトイレしてたの?
中国王朝では、宮廷の宦官たちは男性の大事な部分を切り取って出世のために男性機能を捨ててまでも仕えました。
今なら性転換手術などで外科手術がありますが、当時はそんなものは存在しておらずどんな方法であそこを切り落としていたのでしょうか。
かなり荒っぽい作業となり、ペニスの根もとを消毒して一気に切り落としていたようでもちろん麻酔もしていません。あとは尿道口を栓でふさぐといった手術方法だったので、想像しただけでも痛そうですが手術の後そのまま亡くなる人もいたくらいですからどれだけのことが分かると思います。命をかけても宦官になるには必要なことだったのですね。
手術が終わってから約3日後に尿道の栓を抜いて、おしっこがほとばしれば成功したということで、おしっこがでなければ失敗ということになり、そのまま亡くなることもあったようです。
おしっこが出たとしても括約筋ができてないのでしばらくはタレ流しの状態となり、少しずつ鍛えて初めておもらしせずにいられるようになるとのことでした。
ベルサイユ宮殿にはトイレがなかった?
ベルサイユ宮殿とはフランスのルイ王朝時代の代表的な建築物として有名ですが、その内装や外観はまさに絢爛豪華の一言であらわせるほどですが、なんとこの建物にはトイレがないのです。
なぜかというと、当時の王様や宮殿に住んでいた人たちはそれぞれ専用のおまるをもっていたとのことで、ルイ14世は264個ものおまるをもっていたとのことです。さすが宮殿の生みの親ですね、立派なコレクションと言えます。
しかしその時代困ったのは、専用おまるのない来客の人たちで、こういった人たちはこっそり人目をはばかって宮殿の庭で用を足していたようですが、これでは庭がどんどん悪臭になっていきますね。
こういったことでマナー違反だと怒った庭師の1人が、ある日立ち入り禁止の立て札を庭に立てたそうで、この立て札が「エチケット」で、今使われている礼儀作法を意味するエチケットという言葉の語源はここからきているようです。
色々な人が用をたした庭を綺麗にする庭師の方も大変だったでしょうね。
トイレの音が気になるのは男女共通?
ショッピングモールなどでトイレを借りた時にトイレの用を足す音を消す装置が設置されていることがよくあります。
これはかなりヒット商品で流水音の流れるもので、2度流しを防いで節水できる装置なのですが、これを使えば用を足すときの音がきえて女性の恥ずかしいという思いがなくなり、大変ありがたい商品なのです。
しかしアメリカでは気にしているのは女性ではなくむしろ男性のほうらしく、コーネル大学のキラ博士が調査したところ、アメリカの男性の多くは便器にたまっている水の真ん中を狙うことによってでるジョボジョボという音をイヤがっていて、水道の蛇口をひねって水を流しながら用を足したり、咳払いをしたり、わざと水際をねらったりということをしているようです。
日本人女性顔負けの努力ですね。
しかしやはり水道代の無駄になったり、水際をねらうことによってトイレが汚れたりするのでたくさんの人が出入りしてトイレを使う回数が多いところではこういった装置は必要不可欠になりますね。
オナラに色々な音がある訳
一言でオナラといっても色々な音がありますよね、ちょっと高音だったり濁ってたり、だけど同じオナラなのになぜ音が色々と変わるのか不思議におもいませんか?
オナラの音色を決めるのは、身体の外にオナラによってガスが発射されるスピード、そしてガスの量、あとは消化器官とくに直腸、いわゆる肛門ですね、その形状の3つが関係するようです。
ガスが少なくて直腸が短い時は高音で小さな音色になりますが、ガスの量が多くて直腸が太いと低音で音も大きくなります。
音楽の世界でもそうですが、ピッコロのほうがフルートよりも高い音ででますし、アルトサックスよりもテナーサックスのほうが低い音がでますよね、あれと同じ理屈になっているようです。
オナラを吹奏楽などに例えるのはなんだか変な感じですが、とてもわかりやすいたとえではないでしょうか。
ですが、他の人のオナラの音をきいてしまって、ガスの量とか直腸の太さなどを想像するのはやめましょうね。
我慢しつづけたオナラってどこに消えるの?
エレベーターの密室や、たくさん人がいるところでオナラがしたいけどできない時我慢したら知らない間にオナラをしたい感覚が無くなっていたことはありませんか?
オナラは我慢しようと思えば我慢することができますよね。
それは、オナラとは何かに秘密があるようですが、元々オナラは人間が呼吸することで入った空気や食べ物を食べることによって自然と入った空気が消化器官を通って行く間に色々な化学反応をしてガスと変わったものなのです。ほとんどの成分は炭酸ガス、窒素、水素なのです。
一日に1リットルから3リットル、大人の平均して出るオナラの量らしいです。案外多いと感じませんか?
そんなにオナラを毎日だしているかなあと思ったりもするかもしれませんが、もしこれを我慢し続けると我慢したオナラは腸内に戻って血液の中に吸収されてしまいめぐるめく体内をかけめぐってしまい消えてしまうのです。
血液の中にオナラがめぐっていくのはなんだかいやな気分なので、できるだけ我慢しないほうがいいですね。
トイレの臭いを簡単に消せる方法
外出先などでトイレを使用したあとに、もしかして用を足したあとの臭いがしないだろうかと不安になることがあるかと思います。
今ではトイレの後に消臭するスプレーなども販売されていますが、それが置いてなかったときはどうやって臭いを消そうか考えると思います。
トイレには大抵小窓が一つあるだけで片方を開けても通気性もないし、臭いが出て行かない、窓自体がないところもありますし、換気扇を回してもなんだか気になることもあります。
そんな時に役に立つのがマッチです。マッチを一本すってみると不思議なことに臭いがきれいに消えてしまいます。
どうしてこうゆうことが起きるのかといいますと、マッチの中の燐成分がガスを燃やすことにより消臭効果を発揮するのです。
スプレーなどを持ち歩くにしても邪魔になりますし忘れがちですが、マッチならバッグに忍ばせておくこともできますし邪魔にならないのでお出かけの時の持ち運びには便利だと思います。ただ火事には気をつけたほうがいいですね。
トイレの消臭芳香剤ってどういうこと?
不思議に思ったことはないでしょうか?どの家庭にもありそうなトイレに置く芳香剤入り消臭剤ですが、あれはなぜ芳香効果を消臭効果で消してしまうことがないのでしょう。
空気の中の悪臭分子を減少させる方法は大きく分けると2通りに分けられるのですが、1つは吸着型と言って悪臭分子をゼオライト(沸石)や活性炭など小さい穴がたくさんある物質にくっつける方法で、冷蔵庫などの脱臭剤などがあげられます。
このとき臭いを出す芳香分子が吸着しないのは活性炭にくっつきにくい分子でできているからなのです。
もう1つは化学反応型といって、他の物質によって悪臭分子を中和、分解、化合させる方法です。
硫化水素やメルカプタン類などの硫化原子をもつ物資がトイレの臭いの原因になることが多いですが、これは鉄などの金属イオンに反応し硫化物に変化します。
芳香剤にはこのような化学反応が起きないものを使用しているのでいやな悪臭がすっきりと消えて芳香剤のいい香りだけが残るようになっているのです。