昔の人々のお尻の拭き方
昔は紙がとても貴重な品だったようで、落とし紙が一般に普及したのは江戸時代の半ば以降の話だそうで、とてもではないですが排泄物の処理に使えるような品ではなかったようです。
では昔の人は用を足したあとでどうやってきれいにしていたのでしょうか?一回一回川で洗ったりするにしても近くに川がないとできませんし、かなり困ったのではないでしょうか。
実は紙の代わりに草の葉や茎、石のようなもので拭いていたようで、もしくは手で拭いてからあとでよく洗うという方法もとられていたようです。
今では当たり前にトイレットペーパーが使われていますが、昔は用を足したあともなんだかすっきりしない状態だったのですね。
トイレットペーパーだけでなくウォッシュレットなどもある位なのですから今がどれだけ贅沢なのかがわかると思います。
葉や茎を使うとかぶれたりしなかったのかも気になるところですが、ないならないなりに人間って色々な知恵を絞って生きていけれる生き物だと思います。