小便小僧の武勇伝！？

街中の公園や駅前の広場でたまに小便小僧を見かけることがあると思いますが、どうして街中におしっこをする少年の像が建てられることになったのでしょうか？

元々はジュリアン君というブロンズ像がベルギーのプリュッセルにあるのですが、このジュリアン君の制作をするにあたっての理由は色々な言い伝えがあり、三説ほどあるようです。

まずは、１２世紀半ばにベルギーにフランス軍が攻めて入ってきた時にまだ幼かったブラバンド公がなんとおしっこで退散させたという説。

２つめは、行方不明になったお金持ちの家庭に育った息子さんがいたのですが、幸いにも５日後に無事発見されたとのことです。その時にその見つかった息子さんはおしっこをしている真っ最中だったようですが、その子のお父さんは喜びのあまりその姿を像にし市に寄贈したという説。

そして最後、３つ目ですがプリュッセルがスペイン軍に攻撃されて戦火にまみれていた時に、勇気ある1人の少年が火を消すために爆弾の導火線におしっこをかけて消火したということをたたえて像が建てられたとういう３つの説です。

どの説が本当なのか、有力なのかはわかりませんがどの話が本当でも実話だったとしたらすごい話ですね。